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退寮につき、掃除の決行

退寮につき、掃除の決行

私が通う大学では、入学後の最初の一年間は寮生活が義務付けられています。そして、一年が経過し、私は3月に退寮を控えています。自分の欲求に惑溺しやすい私は『結局、また汚れる』という虚無主義を常套手段に、掃除を避け続けてきました。そんな毎日が積み重なり、部屋は怠慢の匂いでむせ返っていました。何とかしなければなりません。退寮という、逃れられない事実が私を動かし、今日掃除を決行するに至りました。掃除中に、『いっそ、大学の寮を自治寮にしてしまえば、掃除しなくても良いんじゃないか』と一瞬考えましたが、やっぱり掃除を避けたいがために、ゲバ棒にゲバヘルで大学に立ち向かう程の勇気は私にはありません笑。そんなバカなことも考えつつ、手だけは休めずに着々と掃除を遂行していきました。

まず、必要なものを段ボールに詰めました。本とプロテイン以外には、ほとんど何も必要としていないことに気付き、この作業は早々に終わりました。次に、ゴミをまとめ、黒ずんだ床や机を拭き、一日かけて何とか部屋をきれいに出来ました。まだ管理人さんからの承認は得られていないので、油断は禁物ですが、ほぼ完了したと言っていいでしょう。