国際女性デーの盛典に際して、世界各地で女性の地位の向上や差別の払拭を目的とした連帯と行動が呼びかけられています。しかしながら、この潮流に逆らうかのように、我が国における男女間の役職における数の不均衡が問題として挙げられてきました。特に指摘されるのは、金融業界のような分野におけるジェンダーギャップの大きさです。ですが、私はこの問題を強引に平等という形で解消しようとすることに対しては懐疑的です。例えば、investing.com等の金融系メディアの視聴者に目を向けると、男性が約7割、女性が約3割と、男性が圧倒的に多い状況が明らかになります。この現象は、インターネットを通じてほぼ平等に情報を得られる今日においても変わらないことから、金融に対する関心が女性には少ない、故に業界への適応度も低い可能性があることを示しています。
全ての人々が同質であるという幻想の下に、ジェンダーギャップの是正を試みることは、逆に新たな亀裂を生み出し、社会の分断を深める恐れがあると思います。真に公平な雇用を目指すならば、強引な格差の解消ではなく、広範なデータの収集と、それに伴う評価基準とする変数の多様化による分析が求めらます。多様な変数を用いた、アルゴリズムに基づく評価へと進めば、より公正な社会が現れるであろうと、私は確信しています。
・平等という形
男50%、女50%
・金融に対する関心が女性には少ない、故に業界への適応度も低い可能性がある
あくまで、全体的にみると少ないだけで、マネックスの清明さんであったり、Ark Investのキャシーウッドさんであったり滅茶苦茶すごい人も一杯いますし、これから増えていくとは思います。
・人々が同質であるという幻想
話通じる人は通じる。通じない人はとことん通じませんからね。
・真に公平な雇用
この人が会社にとってどのような良い影響を与えてるか、もしくは与えそうか、大量のデータで分析してみましょう。
・広範なデータの収集と、それに伴う評価基準とする変数の多様化による分析
SNSでの発言や普段どういった買い物をしてるかまで欲しいですね。とりあえず、変数は多いほうが良い。技術的にはできます。あとはプライバシーとの戦いです。ある程度オープンソースにして暗号化して分析させるとか、やりようはあると思いますが、マイナンバーカードを国民総背番号制みたいな感じで、批判している左の方もいるので、受け入れられるまでは時間がかかりそうです。
・多様な変数を用いた、アルゴリズムに基づく評価へと進めば、より公正な社会が現れる
あくまで、モデルはモデルで未来が完全にわかるわけではないので、頼りすぎるのも禁物ですが、今よりは遥かに良くなると思います。なにを人生の目的とするのかという変数も、人によって違いますからね。それをしっかり数字で可視化できるのは、効率的な政治運営含めた様々な分野に活きると思います。もちろん正論をただ言えば良いってわけではありませんが、少なくとも声がでかいだけの人を黙らせることはできると思います。彼ら彼女らは全力で阻止してくると思いますが。