久しぶりに映画館に足を運びました。私は最低でも映画を二週間に一本は鑑賞するのですが、映画館で映画を見るのは久しぶりです。最新の音響技術は本当にすばらしく、単なる視覚的な映像鑑賞を超えて、振動による臨場感から、映画に没入し、五感を通じた感動がありました。非常に良かったです。
しかし、同時に、『フォレストガンプ』のような眠れない夜にみる作品を映画館で鑑賞する価値は非常に低くなったと感じました。そういった作品ならストリーミングサービスで十分ではないかと思うのです。高度な音響は必要ありません。
かつて、クエンティン・タランティーノ監督が、自作品をiPhoneで視聴するファンについて尋ねられ、『人生でこれほど意気消沈したことはない』と答えたエピソードを思い出しました。しかし、私自身はタランティーノ監督ほどの映画愛はないので、迫力を必要としない映画については、映画館での鑑賞は不要だと考えています。この状況は、音響を重視したライブの様な映画の発展には寄与するかもしれませんが、一方で落ち着いた作品が製作されなくなるのではないかと個人的に危惧しています。
音響迫力凄くて、映画は非常に面白かったですよ。ただ、フォレストガンプのあの感じも好きなんですよね。
・映画館で映画を見るのは久しぶりです
2022年の夏以来ですね。その時確かワンピース見ました。
・タランティーノ監督ほどの映画愛
パルプフィクションで、黒澤明の七人の侍インスパイアの刀剣が出てきたり、彼は本当に映画が好きですよね。彼は小説を通じて、三船敏郎をべた褒めしているのですが、熱が本当に凄いんです。僕はまだまだ半可通だなあってなります。