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サウナ

サウナ

流山おおたかの森にあるスパメッツァおおたか 竜泉寺の湯に向かいました。そこにある、ドラゴンサウナと名付けられた五台のサウナストーブから一斉に熱風が吹き出されるロウリュを体験しました。熱風は火傷を負うほどの熱さで、汗は滝のように流れ落ち、その後、『サウナ→水風呂→外気浴』の一連の作法に習い水風呂に身を沈めて皮膚を一瞬で冷やし、外気浴へ。普段感じる温度の+-2偏差の外れ値を通過した皮膚は感覚が研ぎ澄まされており、皮膚の内と外の領域を強く感じ、何とも言えない多幸感に包まれました。サウナでの灼熱と水風呂での冷涼の交錯する感覚は、生きていることの証明です。城崎温泉で、志賀直哉はイモリや蜂の死を通じて生について綴りましたが、温泉のサウナに入れば、イモリや蜂の死がなくても、生の感覚に触れることができたんじゃないかなぁと思います。休憩室は、雑多な雰囲気からホワイトノイズが溢れていました。