雨が降っても槍が降っても、毎営業日日記を綴るつもりでしたが、昨日は完全に失念し、ついに日記を脱漏してしまいました。昨日4月26日は私の誕生日です。20年生きてきました。20年の歳月は、勿論良いことばかりではなく、鼻をつまんで通り抜けざるを得ない日々もありましたが、なんとか生きることができました。
多少ご都合主義的な数式ですが、4歳から、感覚的意識が芽生え100歳までその意識が生き続けるとした場合、人生を積分して得られた感覚時間の合計を元に計算された人生の半分は20年になります。
まだ半分も残っている、もう半分しか残っていない。現実とは実に頼りないもので、事実を突きつけますが、それが良いことか悪いことかは、教えてくれません。もう半分しか残ってないしどうせ死ぬんだからと、ニヒルに生きることも、まだ、半分もあるから、やりたいこと全部やろうと生きることもできます。私自身、毎営業日日記は書いてますが、内省が嫌いな人間でして、20年分の事実に自分なりのバイアス的解釈で輪郭を与える作業を完全に放棄しています。そんなことは考えたくないので、常に新しいこと新しいことと逃避し続けていますが、いつか決着をつける必要があるのかもしれませんね。
・人生の半分は20年になります
相乗平均という奴ですね。√(4 * 100)です。
・いつか決着をつける必要があるのかもしれませんね
古井由吉あたりの内向の世代だったり、吉行淳之介のあたりの第三の新人でも久しぶりに読みましょうか。決着はそのあとでいいかなー。