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眠れないなら、映画鑑る

眠れないなら、映画鑑る

最近、なかなか眠りにつくことができずにおり、眠れるまで映画を観ることで時間を過ごしています。この一週間、私はジョージ・ロイ・ヒル監督の『スティング』、シドニー・ルメット監督の『十二人の怒れる男』、マイケル・カーティス監着の『カサブランカ』、そしてヴィクター・フレミング監督の『風と共に去りぬ』を鑑賞しました。ショート動画やYouTubeを観る選択肢もありますが、それらよりも映画を見るほうがはるかに心地よく、精神衛生上も良いと感じています。

映画の歴史を振り返ると、トーマス・エジソンが重要な役割を果たしています。エジソンは、映画製作と映写技術の初期の発展において、特許を多数保持していました。彼は自らの発明したキネトスコープキネトグラフなどの特許を利用して、映画製作に関わる全ての面で著作権料を徴収しようと試みました。エジソンの厳格な特許制御と著作権料の徴収は、映画製作者たちに大きな負担をかけ、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のハリウッドは、特許法の制約を逃れるための地として選ばれました。

ハリウッドにおいては、最近AIの使用に関する議論があります。これは俳優やスタッフへの出演料や賃金の問題と直結し、エジソンの時代から続く、技術革新や権力の所在が映画産業の経済的側面に与える影響の一例です。トムクルーズが来日を取りやめたり、ストライキの影響が日本でも出てますね。

映画はただの娯楽ではなく、文化や歴史、そして技術の進化を映し出す八咫の鏡だと思います。それは変わりゆく世界の一部であり、私たちに常に新しい何かを教えてくれる。





・スティング
ポール・ニューマンがとにかくカッコ良い。最後まで非常に爽快感がある。

・十二人の怒れる男
偏見無しの解釈、自分の心の声を大切にしたい。。

・カサブランカ
ナチスドイツの演奏に対して、フランス国家を演奏し対抗するシーンが好きです。当時は戦時中でパリは陥落しましたが、フランスはまだ負けてないという反骨精神が感じられます。

・風と共に去りぬ
嫌な事があってもとりあえず地元帰ればよいらしい。明日は明日の風が吹くらしい。

・キネトスコープ
映画を個人的に視聴するための装置。

・キネトグラフ
映画撮影用カメラ。

・最近AIの使用に関する議論があります
脚本も役者も全部AIでできる。

・トムクルーズが来日を取りやめたり
ハリウッドは労働組合が強いんです。有名な俳優はみんな入ってます。

・八咫の鏡
なんでも映し出しちゃう八咫の鏡なら、ポリコレに配慮しすぎるのもどうかなと思います。戦時中のプロパガンダやマッカーシズムなどで、過去何度か度々鏡が曇ることもありましたが、八咫の鏡として、右翼の顔も左翼の顔も映しだしてほしいなと。