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本屋にて、情報熱力学に触れる

本屋にて、情報熱力学に触れる

今日、本屋で興味深い一冊を手に取りました。それは情報熱力学に関する本で、中をパラパラとめくってみると「シャノンエントロピー」という言葉が目に飛び込んできました。この言葉は、クロード・シャノンにちなんで名付けられたものであるとのこと。クロード・シャノンについては、以前に「ディーラーをやっつけろ! ブラックジャック必勝法」の著者、エドワード・O・ソープとのギャンブルに関する共同研究から少し知っています。確かに、シャノンエントロピーの式を眺めると、式の挙動や確率変数に対する性質がギャンブルや株式ポートフォリオ理論に似ています。学問は一つの大きな木から枝分かれしてきたものであり、互いに複雑に依存し合っているということを改めて感じました。情報理論と熱力学の原理を組み合わせた情報熱力学という新たな分野が、これら既存の知識や理論とどのように関連していくのか、僕自身も探求してみたいと思います。